皆さん「福祉理美容士」はご存知ですか？
ご高齢の方や身体の不自由な方などへの正しい介助知識を身につけた理美容師のことを「福祉理美容士」といいます。
理容師・美容師が、介護福祉の基本知識を兼ね備えることで、高齢化社会に適した資格であり、これからますます需要が増える分野です。
本校ではいち早くこの「福祉理美容士」の存在に注目し、日本理美容福祉協会の認定校となり、在校生向けに「准福祉理美容士授業」を始めました。
授業ではまず車椅子の使い方、老人体験など、介助の知識を学習します。
普段の生活では何気なく置いてあるものが、車椅子で通行するには邪魔になったり、階段を昇り降りするのも大変だったりと、体験して初めて感じることが多かった様子でした。
授業では二人一組になり、チェックシートに記入していきました。
そして現在訪問美容師として働いていらっしゃる先生にもお越しいただき、車椅子でのカットの仕方、ベッド上でのカットの仕方、また現場で働く際の注意点や、やりがいなども教えていただきました。
質問タイムでは学生からたくさんの質問が！
「なぜこの仕事を選んだのですか？」
「福祉美容をしていて大変だったことはなんですか？」
「感動したエピソードを教えてください」などなど。
先生には一つひとつ丁寧に答えていただきました。
普段なかなか知ることのできない福祉理美容のことを実演を交えながら教えていただき、現場のことをよく知ることができました。
先生ありがとうございました！
准福祉理美容士の授業にはもちろん学科もあり、最終日には資格認定の試験もありました。
みんな受かっているかな？
IBW美容専門学校では美容師の資格だけでなく、技術を身につけたその先の未来のための資格取得に力を入れています。
一人ひとり違う未来を描くからこそ、今学習しておくべきことがきっとあるはずです。